奈良生駒の女性行政書士 「すみれ行政書士法務事務所」の野村早香です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。

行政書士試験の合否発表が1月末にありました。

合格された皆さま、おめでとうございます。
「合格したら、開業するぞ!」と意気込んでおられたかたや、
「どうしようかな・・・」と迷っているかた、
「実務経験がないので、どこかで勤めたいけど」と求人サイトをみておられるかた、
「次は司法書士試験にチャレンジする!」と次の資格を目指しているかた。

色々なかたがいらっしゃるかと思います。

私が合格した平成20年は、
行政書士合格者を対象とした求人はほとんどありませんでした。

行政書士事務所が補助者の求人を出していたので応募したら、
「うちは合格者以外で探している。
せっかく合格したならば、登録して開業しはったほうがいいよ」と大阪の事務所の先生に言われたことがあります。

よくよく考えたら、
ノウハウの流出や、すぐに辞めるだろう、
下手したら、顧客をもっていかれると思われたのかもしれません。

そうか、合格者は雇われないんだなと実感しました。

時代はかわって、
最近、インディード等の求人サイトを見ていたら、
行政書士事務所の求人もかなり増えたなと感じます。

しかも、合格者を優遇するような求人もちらほら。
(当事務所も合格者を対象とした求人を最近まで出していました。)

都心部では、法人化が進んでいます。
奈良県内でも、この数年で増えました。
春には法改正で1人行政書士法人も認められるようになるので、
法人化・組織化の流れはますます進むと思われます。

これから10年で業界が大きく変わりそうです。